ヘッドハンティング会社
なぜ優秀な人材には白ら動か
ないと出会えないのか?
「有望な社員は当然,同期の
申でも常にトップ10などにいま
す。上からも注目され,出世の
道も用意され,給料も上がって
いる。また実績だけでなく,周
囲の人望もある。こういう人た
ちの行く末とは,この会社でと
ことん出世し,経営陣に食い込
む。もしくは自身の力を市場で
試すために独立する。あるいは
私どものようなスカウト会社
や,これまでの取引先関係者な
どの縁の中で『来てほしい』と
声をかけられて移籍するので
す。こういう人たちは自分から
転職しようと思って人材紹-介会
社に登録するということは,ま
ず,ありません。一方,市場に
出て来やすいのは,現在の会社
に不満があるとか,社風が合わ
ないなどネガティブな考えから
転職しようとする人。そういう
人は声をかけてもらうこともな
く,紹介会社に登録したりする。
優秀な人材は市場を探してもい
らっしゃらないのです」●コミュニティで広げるコンテンツづくり
・写真にまでこだわるニュース配信
リアルタイムのニュースはロイターから配信されたもの。
画像は、このサイトのために購入している。
・ここでしか見られないオリジナルコンテンツ
カメラマンのブログや、インタビュー記事など、お金をかけて独自に制作しているこだわりのコンテンツ。
・16シーズン目に突入したリーグ運営サービス
スポーツワン創業時から続いているリーグ運営サービス。
チームのレベルと地域を選ぶだけで、フットサルリーグに参加することができる。
・自分のレベルに合わせて選べる大会検索
スポーツワンが開催している全イベントが日付で検索できる。
超初心者から最強オープンレベルまで9段階に分類されたレベル検索ができるのが特徴だ。
・チームづくりから始められるフットサル・コミュニティ
BBS。対戦チームの募集やメンバー募集や相談ごとなど、会員同士で頻繁に交流が行われている。ここから新しい
チームが誕生ずること・・・・・。
・自分の近くのエリアから探せる施設情報
全国各地のフットサルコートが検索できる.ここから、
空ぎ情報を饂認して予約ずることも可能だ。アメリカのビジネスSNS利用
者は約九○O万人。この数字は、
アメリカ最大規模のSNSの約
七・二%に相当する。日本で最大
規模のSNS『ミクシイ』の会員
数は約一○OO万人。その七%が
ビジネスSNSを利用する層だと
考えると、レイスの想定する五万
人は決して大きなコミュニティと
はいえない。その意図を岡野氏は
次のように語る。
「コミュニティのメインとなる
会員層は、レイスがスカウト
で接触するビジネスパーソンの
プロフィールとほぼ変わりませ
ん。二五歳〜三五歳を中心とした
若手ビジネスパーソンで、年収
一○○○万円以上が二○%、役職
者が八○%。そういった人材が集
まる場所であることが、『Wiz
li』の最大の特長だと考えてい
ます」。「留学したいなんて、今の部署でし
ゃべったことはほとんどない」。話は
盛り上がる。「飲みは楽しい人と行く
ものでしょ」「多分、今の部署で孤独
だからSNSにはまってるんだと思う」
職場で仮面をつけた若手は、オフ会
で解放される。そして、富士通という
会社の魅力を改めて感じる。
参加者の1人、30代男性は、「富士
通って活気がない会社だと思っていた
けど、SNSやオフ会を通じて、活気
がある人も会社に愛着を持ってる人も
いることを知って、すごく救われた気
がした。普段、同僚とそういう話をす
る機会もなかったから」と話す。スポーツワンがつくるコミュニティには.スポンサーも熟い視線を送る。競技人口が二OO万人とも三○○万人ともいわれるフットサルのイベントであるごと、さらに会員の六割がM1層(二○〜三四歳の男性)であること。ターゲットがセグメントされているためスポンサードする側としては広告効果を期待できる。現在はフットサルが中心だが、武田氏が語るようなスポーツをキーワードにした水平展開が実現すると、スポンサーの期待はさらに高まることになるのではないだろうか。つまり、会いたいと思う人への
道筋が視覚的に簡単に分かるの
だ。またログインすると、自分の
ページに母校が同じ人や業種・職
種が同じ人を白動的に紹介してく
れる。安全性の面では、レイスが
その存在を対面や書面にて確認し
た人物には、「本人認証」マーク
が付けられるようになっている。
ネット上ではなく、あくまでもリ
アルの世界でのコネクション構築
を意識した機能である。レイスは97年の創業時,プッ
シュ型の新卒採用支援で実績を
上げた。従来の新卒採用支援は
学生側が就職したい企業を探
し,アプローチする。一方,レ
イスの採用支援は同社から学生
に積極的にアプローチをかけ,
企業の説明会等に呼び込む。従
来の方法では説明会等にどれだ
け集められるか不明だが,プッ
シュ型では例えば1J0人規模の
説明会であれば100名の動員を
同社が保証する仕組み。だが同時に大企業特有の古い文化、
そして「飲み会を断れない」営業部門
特有の体育会系のノリに辟易していた
時期でもあった。そんな折にレイスか
ら1本の電話。横井は誘いに乗った。
伊東は事細かに横井のキャリアを聞
き出していく。まるで、無料のキャリ
アコンサルティングのように。そして
伊東は横井がいくら全力でレールを
走っても、行き着く先の年収や社内で
の地位には限界があることを知る。もうひとつは、ヘッドハンティングというビジネスを仕組み化したことである。従来のビジネスは、ほとんどの場合が人脈を使って対象となる人材を探していた。経営トップという限られたニーズだから対応できたのかもしれない。レイスの場合は、人脈だけでなく、新聞、雑誌、インターネットなどからの情報やスカウト活動から、対象者を探していく。地道な作業になるが、従来のスタイルよりもはるかに接触する人数は多い。